2023年10月06日

令和5年 第39週 (9月25日~10月1日)

■県内概況■
 第 39 週の新型コロナウイルス感染症の定点当たりの報告数は 9.40 でした。
インフルエンザの定点あたり報告数は 6.33 と増加傾向です。
保健研究センターでは AH3 型のインフルエンザウイルスを検出しています。
手洗いの励行やワクチン接種の検討を含め、引き続き、感染対策をお願いします。
 咽頭結膜熱(プール熱)の定点当たり報告数は 3.88 で、警報開始基準値の 3 を超えました。
咽頭結膜熱は、アデノウイルスを原因とする感染症で、主な感染経路は飛沫感染や接触感染です。
アデノウイルス感染症には今のところ有効な治療薬がありません。
流水と石けんによる手洗い、タオル等の共用を避けるといった感染予防策が大切です。
 A 群溶連菌咽頭炎の定点あたり報告数も 2.94 と、高い水準を維持しています。
今は季節の変わり目です。
体調を整え、感染症にかからないよう注意してください。

■第39週のトピックス■
咽頭結膜熱(プール熱)の流行について(奈良県)
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(令和5年10月6日更新)