2024年03月15日

令和6年 第10週 (3月4日~3月10日)

■県内概況■
 インフルエンザの定点当たり報告数は 9.39 で、警報終息基準値の 10.00 を下回りました。
地域別では奈良市及び中和地区西部地域で 10.00 を超えています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は 6.63 とやや減少傾向ですが、入院者数は前週よりも増加しました。
引き続き換気、消毒、人との距離の確保、及びマスクの着用といった感染防止対策の継続をお願いします。
 A 群溶連菌咽頭炎の定点当たり報告数は 3.06 で、高い水準が続いています。
中和地区西部地域では警報開始基準値の 8.00 を超えており注意が必要です。
 RS ウイルス感染症の報告数が県全域で急増し、過去 10 年間平均の同時期と比較して多くなっています。
RS ウイルスは、いわゆる“風邪ウイルス”のひとつで年齢を問わずヒトに感染し、とくに乳幼児が初めて感染すると重症化しやすいとされています。
主な感染経路は接触、飛沫感染です。
乳幼児の集団生活の場や家庭では、手洗いをしっかりするなどの感染予防に努めてください。

■第10週のトピックス■
新型コロナウイルス感染症に関する抗体保有状況調査について(厚生労働省HP)
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(令和6年3月15日更新)