2024年12月26日

「伝染性紅斑」
・両頬に赤い発しん(紅斑)が出ることから「リンゴ病」とも呼ばれる、小児に多い感染症です。

「主な症状」
・約10~20日の潜伏期間後、微熱やかぜの症状などがみられ、その後、両頬に蝶の羽のような境界鮮明な赤い発しん(紅斑)が現れます。
続いて、体や手・足に網目状やレース状の発しんが広がりますが、これらの発しんは1週間程度で消失します。

「妊娠中又は妊娠の可能性がある方へ」
・これまで伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産のリスク
となる可能性があります。熱や倦怠感が出現した後に発しんが出るなど、伝染性紅斑を疑う症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。
また、感染しても症状がない場合(不顕性感染)もあるため、周囲に伝染性紅斑の人がいる場合は、妊婦健診の際に、医師に伝えてください。

「感染経路」
・感染した人の咳のしぶき(飛まつ)を吸い込むことによる感染(飛まつ感染)や、感染者と接触したりすることによる感染(接触感染)が
知られています。

「治療方法」
・伝染性紅斑に、特別な治療法はありません。基本的に軽い症状の病気のため、経過観察を含め、症状に応じた治療となります。


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